トランクルームを利用する際にありがちなトラブルの一つが、保管していたものが劣化してしまうことです。パソコンが故障した、服にカビが生えた、冷蔵庫が錆びてしまった、などといったトラブルは多いと言われています。症状がひどく、修復不可能になってしまうと二度と使えなくなってしまいます。非常に残念ですが、このようなトラブルが起こった場合は基本的にトランクルーム側を責めることはできません。トランクルームは基本的に物を保管する場所です。原因が雨漏りなど管理がずさんだった場合を除き、物が劣化しても補償されない場合がほとんどです。 利用者間におけるトラブルもあります。例えば2段式になっていて、上のトランクルームを利用している際に、1階の利用者が来て荷物の出し入れがしにくくなるなどのほか、車の停車場所でもめる、などといったトラブルがあります。トランクルームにはスタッフや警備員が常駐していない場合もあります。その際には利用者同士で解決することになります。トラブルに関するトランクルーム側の対処に関しては、それぞれの会社によって異なります。対処法や補償などについては契約書に書いてあるので必ずチェックするようにしましょう。
トランクルームは基本的に自分で責任を持って保管するものです。トラブルを避けるには、トランクルームの選び方や保管方法などについて配慮することです。カビが生えやすいなど劣化しやすいものを保管する際には、空調設備が整っているトランクルームを選ぶことです。設備が整っているほか、どのように運用しているかもチェックしましょう。劣化しやすいものを保管するのに適した設備や環境があるトランクルームを選ぶほか、除湿剤を用意したり、壁から離して保管したりするなど自分でも配慮することを忘れないようにしましょう。
荷物の搬出入の際に利用者とトラブルになるのを避けるには、譲り合いの気持ちを持つことが必要です。しかし相手によってはトラブルになってしまうこともあるでしょう。他の利用者と被らないよう早朝や夜など時間帯をズラすか、警備員が常駐しているトランクルームを選ぶとよいでしょう。
他にも盗難や地震などで保管している物が紛失するなどのトラブルがあっても補償されるとは限りません。セキュリティ面が充実しているトランクルームを選ぶことが必要です。会社によっては盗難保険や火災保険などを案内してくれるケースもあるので、心配であれば検討してみましょう。
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