デリケートなアイテムを長期保管するなら?

空調管理が整っているトランクルームを選ぶ

何かと便利なトランクルームですが、保管する際には注意したいものがあります。毛皮製品や着物、パソコンなどの精密機器、楽器、紙製品などはカビや湿気、熱に弱く、設備や環境が整ったトランクルームを選ぶ必要があります。トランクルームには種類があり、すべてが空調を管理するシステムになっているとは限りません。通常は空気が入らず湿気がこもりやすいので、デリケートなものを長期に保管するとカビが生えるなど、取り返しのつかないことになってしまいます。

屋外型のコンテナタイプは料金が比較的安価なものが多く、車で近くまで運べるので便利です。しかし空調設備が整っていないことが多く、特に気温が高い夏などはコンテナ内の温度や湿度は非常に高くなってしまうリスクがあります。カビなどの心配がないアウトドアグッズやスキー用品などにはおすすめですが、デリケートなものを保管するのは適していないでしょう。

トランクルームの空調設備にもいろいろあります。トランクルームによって除湿機能や換気扇がついている、断熱材、冷暖房などの設備が整っている、温度や湿度の管理ができるなど性能や設備の種類が異なります。どのような空調設備が整っているのかを確認することも必要です。

楽器を保管する場合のトランクルームの選び方

デリケートなものの中でも特にピアノやギターなどの楽器類を預ける場合は、慎重に選ぶようにしましょう。楽器類は木を使っていることも多く、温度や湿度によって収縮したり膨張したりすると木の形が変形してしまいます。木でできたフレームなどが変形すると、音が変化してしまう危険性があります。スチールや金属でできている部分も多く、湿気のせいで錆びてしまうことも。症状がひどい場合は楽器が劣化してしまい、使えなくなってしまうので保管には十分な配慮が求められるのです。

楽器類をトランクルームに保管する際は、空調設備や湿度管理がしっかりしていることを確認しましょう。乾燥しにくく直射日光が当たらないことも大切です。屋外型は虫などが入ってきてしまう可能性もあるので、屋内型がおすすめ。楽器の保管に適しているのは15~25度、湿度は40~50%と言われています。このような環境を提供してくれるトランクルームを選びましょう。

空調設備を自分で設定できるところもあるので、管理方法などについてもチェックするとよいでしょう。また、エレベーターがあるなど運搬しやすい点もポイントです。ピアノなどの大きなものを保管する際には、広さが十分にあるトランクルーム選びも必要です。

バイクガレージはバイクなどの二輪車を対象にしたガレージです。小型で置き場所を取らない他、鍵や防犯センサーを取り付けることで愛車を盗難被害から守ることができます。

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